2021年2月19日 (金)

益田のひとづくり地域づくり益田20地区,高津

「万葉の里 高津未来の会」 として新たな一歩を。

★令和3年2月6日(土)に高津地区地域自治組織設立総会を行いました。

会の名称を「万葉の里 高津未来の会」として新たな一歩を踏み出しました。

地域自治組織とは
・地域住民一人一人が主体的に取り組む地域づくりの形
・世代、性別、立場を超えて話し合いや決めごとを行うことができる組織
・目標に向かって一丸となって取組を進めることができる組織
・人口減少、少子高齢化社会によるコミュニティ機能の低下や消滅を防ぐための持続可能な地域づくりの形
・国、県が進める「小さな拠点づくり」と同義

 出席代議員21名により、会の名称・まちづくりプラン・活動計画・規約・新役員・初年度事業計画・初年度収支予算が承認されました。

 認定式は、4月を予定しており、来年度から本格的な活動がスタートします。

 この会の名称は、地域の方、高津小学校5・6年生、高津中学校の生徒の皆さんから募集し、約370個ある候補の中から14個に絞り込み、設立総会で出席代議員の皆さんに審議・決定していただきました!

★立ち上げまでの経過・・・

 高津は自然豊かでありながらも、生活に必要な施設・設備等も整っていることから、地域として大きな困り感が見えづらい状況でした。そういった経過もあり、自治組織設立までの道のりは足掛け8年、20地区中、19番目の自治組織の立ち上げとなりました。

 ですが、困り感が感じられないとはいえ、困りごとが全くないわけではありません。地域づくりの中核である連合自治会・公民館・地域団体等と連携をしながら、行きつ戻りつ協議を重ね、出来ることから、出来ることを具体的に活動してきました。特に力を入れた活動は、公民館だよりを活用し「高津のひと・もの・こと」コーナーで高津の宝を情報発信しつづけたこと、そして、子供やその保護者と一緒に高津地区全体を目標に、通学路の危険個所・注意箇所にストップマークを描く活動です。

そうした中、高津にとって大きな課題にぶつかりました。

「平成30年11月 万葉まつり実行委員会より解散のお知らせ」です!

 30年も続いた「万葉まつり」は高津にとっての伝統文化の一つです。祭りは一度なくなると復活はありません。このことが大きな転機となり、高津地区地域づくり協議会準備会が新実行委員会を立ち上げ、無理のない形で後継者が育つまでの中継ぎとして引継ぎ、実施しました。

 このような危機を目の当たりにしたことによって、万葉まつりだけではなく多くの団体のもつ課題が「後継者不足」だということが浮き彫りになりました。人はいるのに関わる人がいない…。こういった経過により、令和元年より伝統文化を軸とし、高津のまちを元気にしようという想いが強まり、自治組織設立へ向けて加速し始めました。

★令和2年度 設立に向け動き出す!

●今年度は、設立に向けより具体的に取り組みました。

 高津にとってどのような形がよいのか、何を求められているのか・・・・何度も何度も協議を重ねました。

 その結果、「つながり部会」「歴史・伝統文化の薫るまち部会」「安全・安心なまち部会」の3つの部会で構成し、具体的にどのような活動をするかを各部会で話し合い、プラン・活動計画・事業計画を作りあげ、規約も何度修正を重ねたかわかりません。そういった生みの苦しみを皆で共有できたからこそ、自治組織の立ち上げが現実のものとなったのだと思います。

 ●情報を発信し続けることも大切にしてきました。

 これまでも、公民館だよりも活用し情報発信をしてきましたが、今年度からインスタグラム・フェイスブックでの情報発信も始め、更に多くの世代に見てもらうことにも意識し、情報発信をしてきました。そうした中、住民説明会にはフェイスブックを見て県外から参加してくださった方もおられ、情報発信をすることの大切さ、見てもらえる喜びも改めて感じることができました。

★これからの「万葉の里 高津未来の会」

 「万葉の里 高津未来の会」は、連合自治会、地域の諸団体等と連携・協力、役割分担をし、高津全体の課題を中長期的な視点から見据え、解決し、住民が安心して生活し、高津に住んで良かったと思えるまちづくりを目指します。

 また、高津には様々な団体が活動しています。それぞれの団体同士が情報等を共有し合い、横の繋がりを大事にしていきたいと考えています。

 そして、高津には歴史と文化があります。高津に生まれて良かった、高津で育って良かったと、「誇れるまち高津」であるよう10年、20年、30年後を見据えて活動していきたいと思います。

ホーランエー
やぶさめ
高津柿本神社

★「万葉の里 高津未来の会」会長より

 比較的恵まれた住環境にありながらも、人間関係の希薄化、後継者不足等の課題があります。

 組織としては、地域で受け継がれてきた、諸活動の維持・発展を第一義とし、それら各種活動団体等の連携強化を図ることに重点を置き、その取組の過程を通し、関わる者の意識の向上を図りたいと思います。これからの活動の深まりと発展によって、地域住民の意識の高まりと、参画への動機づけとしたい。

文責:高津公民館/人口拡大課

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