2020年3月27日 (金)

地域づくり

キミ×ボク〜益田でつながる未来〜

2020年2月15日に開催されたUIターン大交流会「キミ×ボク〜益田でつながる未来〜」にて、実行委員をさせていただきました、檜垣美奈です。

この大交流会のことや、開催にあたっての想いを綴らせていただきます。

 

益田の魅力に気づける場。

そして、人と人とがつながる場となるように。

今回の大交流会での対象者は、主にU・Iターン者の方ということで、

益田市の魅力を知ってもらうこと

人見知りの人や1人で参加した人でも、楽しめる場になること

を大事にしながら、企画していきました。

特に、後者については十分すぎるくらい気を遣いました。

「1回のグループワークだと関われる人が少ないから、グループ替えもあった方がいいかも。」

「立食にした方が、いろいろな人と関われるんじゃないか。」

「でもそうすると、1人で来た人や人見知りの人は孤立してしまう。」

「それだと限られた人としか喋れないよ。」

実は、某実行委員さんと言い合いになりかけたこともありました。

それくらい、2人とも本気でした。

謎解きゲームを考案中

実は私もIターン

私が本気になったのには、理由がありました。

私自身、島根県に移住して1〜2年は、知人がほとんどいない状況だったんです。

平日は、職場と家の往復。休日になれば、実家(岡山)に帰るか、家に籠るか。

正直、今考えるとつまらない日々でした。
しかし、県内の若者100人が集まるイベントに参加したことで、知り合いが増え、行動範囲も広がりました。

島根に来て知り合いがほとんどいなかった私の背中を押してくれたように、この大交流会で誰かにとってのきっかけをつくれれば

その一心で、準備を進めました。

 

実行委員の田中さんが作成した告知ポスター。
石州瓦と日本海をイメージした背景には、謎解きゲームのキーワードが隠れていた。

想いよ届け

大交流会当日。
会場に入ってみると、場は暗い。参加者の年齢層は、小学生から80代までと幅広い。

このような状況から、

「会場の空気はあたたまるのか?ちゃんと謎解きゲームは成り立つのか?」

と正直不安でした。
それでも、謎解きゲームがはじまれば、その不安も薄れていきました。

ポスターのQRコードを読み取りに行く人、パズルを並べる人、答えをまとめる人・・・

どの班でも参加者の皆さんが、それぞれ役割をもって楽しんでくれていることが伝わってきたんです。

最後に大きな拍手をいただき、成功を確信しました。

当日の様子

 

また、交流会の終了後には、参加者同士でLINE交換をする姿もありました。

実際に5月には女子会を企画している班もあるそうです(すごい!!)

今回のつながりが未来のトライへ

益田の魅力。

それは、素敵な人がたくさんいること。

年齢や性別、業種にかかわらず、いろいろな人とつながれて、やりたいことをつくることができること。
応援してくれる人がたくさんいること。

だと感じています。

今回、実行委員の方のほとんどが初対面でしたが、月1回の会議を重ねるうちに信頼関係が構築され、交流会後に参加者の方から「来年が楽しみ!」と声をかけてもらえるほどの会をつくることができました。

参加者全員の集合写真

私自身、交流会を通じて多くの方と出逢い、活動の幅も広がりました。貴重な経験をさせていただいたと感じています。

移住して1年も経たない私を実行委員に誘ってくださった元人口拡大課の方、一緒に交流会をつくってくれた実行委員の皆さん、謎解きゲームを行ったせいで準備量が膨大になってしまったにもかかわらず嫌な顔ひとつせず対応してくださった人口拡大課の方、そして参加してくださった皆さんに、心から御礼申し上げます。

今回の交流会が、誰かの背中を後押しでき、誰かにとっての未来のチャレンジにつながるとうれしいです。

文責:益田市人口拡大課

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