2021年10月15日 (金)

益田のひとづくり

益田を応援する・支える「ひと」を増やしたい

ひとづくりに関するどのような取組を担当をしていますか。

 私は、ひとが育つまち益田ウェブサイトの管理・運営、移住・定住の促進に加えて、関係人口・地域づくりの取組を担当しています。

 ひとが育つまち益田ウェブサイトでは、益田で暮らしている人や益田で活動をしている人の想いを取材し、その想いを通した魅力的な益田の人の人柄や場所を掲載しています。

 移住・定住の取組では、市内の高校3年生を対象として、市内に就職する人、市外に進学・就職する人たちの繋がりづくりを行っています。また、時代ニーズに合わせて、多様な働き方ができるように、複数業を持ち、益田で暮らすことができるような取組を行っています。

 関係人口・地域づくりに関する取組では、益田の取組を応援する・支える人を創出するために、市内の空き家を関係人口の方と一緒に改修することや就農体験、地域自治組織の活動に参画するなどの取組を行っています。

どのような想いをもって仕事をしていますか。

 定住担当者として、益田市に移住・定住してほしいなという気持ちはあります。ただ、それよりも大切にしていることは、「益田っていいな。」と思う人を日本中にたくさん増やしたいと思っています。

 全国的に地方創生による移住者の奪い合いが行われ、いかに定住人口を増やすかという取組が、ここ最近まで行われていました。特に、益田市は全国に先駆けて、人口拡大課を設置し取組を行ってきました。それは、過疎発祥の地であるがゆえの課題先進地であったことは間違いありません。

 しかし、人口減少が進む今、人を奪い合うのではなく、益田のひとの熱い想いを通して、益田のファンを増やしていきたい。移住・定住をゴールにするのではなく、益田で暮らしている「この人のために何かしたいな」、「この人と一緒に何かしてみたいな」と思うひとを増やしたいと思っています。

 そのためには、益田市の魅力的かつ特徴的な取組の1つである、ひとづくりに関する取組をまずは知ってもらいたいですし、その取組に参加することで、自分の成長につながり、自分自身の「生き方」を問うきっかけになると思います。

 だからこそ、一度は益田に訪れてもらいたいのが本音です。益田のひととの出会いや活動に触れたら、また益田に来たいと思える魅力があるからです。

これからどうしていきたいですか。

 「益田の熱い想いを持った方々」と、「益田に興味を持った方々」をつないでいきたいと思います。

 つないで終わりではなく、一緒に活動する行政職員でありたいですし、活動を通して一緒に楽しさや苦しさ、喜びを共有したいです。
 成功体験を共有することが、信頼や継続性を生み、思い出になるのではなく、「また会いたい、一緒に活動したい」、何か困ったり行き詰ったりした際に、益田でやったことから道をひらくという経験や価値になるのだと感じています。

 また、益田のひとづくりは、「行政内の縦割り」を脱却し、庁内が横断的に取り組みを進めています。ひとづくりの推進は、協働の推進であるため、自らが積極的に、他の部署と共により効果的な事業展開を図りたいと思います。

 さらには、官民一体的に、ひとづくりを進めることが重要であると思います。
行政内の縦割りだけではなく、事業所の皆様も同業種・異業種関係なく、多様な目的が個々にある中で、ひとが育つまち益田の実現に向けて、協働していきたいと考えています。

 目指す姿は、ひとづくりを通して、益田市民の方々のやる気の向上や益田市を誇りに思う気持ち、いわゆる幸福度の向上に繋げていきたいです。ひとづくりに関わる全ての人が、それぞれの形で「よかった」と思って頂けるように、自分自身も成長していきたいと思います。

  最後に、私の人生の目的である、人の役に立つために、日々成長し続け、自分の持っている知識と経験をシェアすることで、関わった人の人生に影響を与えることのできる人になりたいと思います。

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2021年10月15日 (金)

益田のひとづくり益田20地区,吉田地域づくり

映画が私を変えてくれた。~みんなでつくる新しい映画館の復活~

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