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2020年9月16日 東陽中学校カタリ場

2020年9月16日、益田市立の東陽中学校で、地域の大人と子どもが語り合う「益田版カタリ場」が実施されました。

益田版カタリ場とは、
・地域の大人と子どもが1対1の対話を通して、これから「どんな大人になりたいか」を考えるライフキャリア教育のモデル授業。キャリア教育だけではなく、地域で気軽に話せる大人を増やす繋がりづくりという狙いもある。
・「認定NPO法人カタリバ」が開発した「カタリ場」プログラムを、2015年より益田市と連携して開発した益田版の対話プログラム
・2020年現在、市内ほぼ全ての小・中・高校で導入されている。

 今年度は、新型コロナウイルスの影響で、感染症対策をしっかり行った上でのカタリ場となりました。それでも、東陽中学校の3年生46人に対し、鎌手・北仙道・種・安田の4地区の地域の大人や市役所の新規採用職員など、魅力的な大人が46人集まりました。

 東陽中学校カタリ場の特徴を、司会者に聞いてみました。インタビューしたのは、今回司会と設計を担当した、一般社団法人ユタラボでインターンとして働く、岡部萌香さんです。

「東陽中学校は1学年40人程の小さな中学校です。
東陽中校区の種・鎌手・北仙道・安田地区はとても自然豊かな場所です。真っ青な海もあれば、少し車を走らせれば緑豊かな山々を望むこともこともできます。車に乗って地区を回っているとそんなさまざまな景色の変化を楽しむことができます。
そんな場所ですくすく育った東陽中生は人懐っこい子たちが多い印象があります。例年なら1学期中に地域の大人と関わる機会があったそうですが今年はコロナのため中止に…。そんな中行われた今回のカタリ場は、中学生にとってとても有意義な時間になったのではないかと思います。」

<当日の流れ>

1.最終打ち合わせ

 当日は、東陽中学校体育館に13時に集合になりました。カタリ場では、大人同士の繋がりも意識しているので、のちほど生徒との交流で用いるすごろくボードを用いて、大人同士で「好きな給食の献立は?」や、「好きな言葉って何?」といった自己紹介で仲良くなるための時間を取りました。そして、生徒が入場する直前に、ソーシャルディスタンスを確保しながら、輪になって、

「東陽中学校カタリ場、頑張るぞ!おー!」

と気合を入れました。

2.生徒入場〜すごろくゲーム

さて、いよいよ生徒の入場です。体育館にたくさんの大人がいて、生徒は緊張気味。大人の方もかなり緊張している様子…「これから、どんな時間が始まるのか?」と不安な様子です。

でも、大人2人、生徒2人の4人班になって、自己紹介すごろくボードを使えば、途端に仲良くなります。「実は近所だったよ!」だったり、「部活が同じだったよ!」だったりと、共通点が見つかった班は、まるで10年来の付き合いのように仲良しに!

3.1:1の対話

 自己紹介が済んだところで、1:1の対話の時間です。ここで使うツールは、人生グラフという、今までの人生の中での紆余曲折や、大切にしている価値観などを、A3の用紙にまとめたものです。これを大人も生徒も事前に書いてきているので、まずは大人が生徒に、そして次は生徒が大人に、自分の人生を共有していきます。そして、お互いの自己開示をした後はフリートーク。進路や人間関係など、様々な悩みを、生徒は普段あまり接しないからこそ大人に赤裸々に語ることができます。

 「それでは!今話した大人とお別れして、さっき自己紹介した別の大人と1:1になってください!」

 今度は、先ほど自己紹介をしたけれど、まだ1:1で話せていない大人とペアになって、1:1で話します。ここまでくると、生徒も大人も、最初の緊張感や身構えている感じがなくなり、お互い、話したいことを包み隠さず話せるようになっています。

4.個人想起の時間

 最後に、先ほど自己紹介をした4人組に戻り、「これからどんな人になりたいか?」を想起します。2人の魅力的な人の人生に触れ、生き方を見つめ直した生徒も大人も、じっくり真剣に考えています。先ほどとは打って変わって、あたりは静寂な空間につつまれます。

 そして、静寂が開ける時がやってきます。共有の時間です。「今まで人目を気にしすぎていたけれど、これからは自分らしく頑張っていきたい!」という生徒もいれば、「もう一度自分の夢に向かって頑張っていきたい」と決意する大人の方もいらっしゃったり、それぞれのグループで十人十色でした。

 最後は、1時間半お世話になった相手に、メッセージカードを書いて終了です。生徒の皆さん、大人のみなさん、110分間お疲れ様でした^^

 ただ、今回の出会いは、その日限りのものではありません。今回参加した大人は、生徒の家の近所に住んでいたり、また交流人口として地域で活動していたりする方ばかりです。なので再びお祭りなので気軽に出会うことができるでしょう。今回のカタリ場を契機に、新しいつながりが生まれていくのです。

取材:一般社団法人豊かな暮らしラボラトリー

文責:益田市教育委員会社会教育課

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