東陽中学校区つろうて子育て協議会 会長

渡辺 孝也

やろう、と言うだけ。

高校卒業後は、大阪や東京で働き、25の時に益田に戻ってきました。子どもが生まれ、保育園、小学校、中学校と成長する中で、いろいろなご縁があって、PTAの役員をやらせてもらうようになりました。
PTAの役員をする際に最初に思ったのは、学校の先生と仲良くなりたい、ということでした。仲良くなれば、お互い、安心していろいろなことが話せます。ちょっとした行き違いがあっても、良い関係が築けていれば、大きな問題にはなりません。子どものためのPTAの役員ではあるけれど、そうして繋がることは、結局は親にとっても先生にとってもとても大切なことだと、今、改めて思います。現在、学校を越え、子どもを中心にして地域のことを考える「つろうて子育て協議会」で役員をしているのも、繋がりの大切さを感じているからこそです。
ただ、私はぐいぐいと引っ張っていくタイプでは決してありません。やりたいことがある人の応援をしたりサポートをしたりできたら、それが一番嬉しいです。
何かを実現するために、誰かが行動しやすいようにするために、自分自身の思いを通すのではなく、環境を整えたり、相談させてもらったりできたらいい。ありがたいことに、今、安田の地域にはそういう仲間がいます。そんな仲間のアイデアを、「よし、やろう」と言うのが私の役割です。
そうして喜ぶ人の姿を見ることが嬉しいから、裏方でこそっとやるのが好きだし、これからもそうしていきたいなと思います。

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