2022年4月5日 (火)

益田のひとづくり教育,カタリ場

益田版カタリ場の新たな挑戦。オンライン小学校カタリ場

 益田市で取り組まれているライフキャリア教育の取り組みの一つである、益田版カタリ場。地域の大人や高校生が学校に出向き、対話をするプログラムですが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、消毒・検温の徹底や、ソーシャルディスタンスを取れるような工夫を行いながら実施してきました。

 そんな2022年2月、市内全15小学校に高校生が対話をしにいく「小学校カタリ場」を実施する予定でしたが、突然の休校もあり、従来のやり方とは違った方法を模索することになりました。この記事では益田版カタリ場のチャレンジである「オンラインカタリ場」についてお伝えします。

益田版カタリ場の詳細はこちら

オンライン小学校カタリ場の概要


「思春期を乗り越えた高校生から、これから思春期を迎える小学生へ」というコンセプトのもと実施される小学校カタリ場。中学生になることを目前に控えた小学校5・6年生にとって、少し年上の高校生と出逢い、対話をすることで、中学校生活が楽しみになってほしいという想いで実施しています。

 また、カタリ場をしにいく高校生にとっても、益田での生活の集大成として、これから進学・就職するにあたり、これまでの人生を振り返るキッカケにしてもらいたいという思いを込めています。

 そんな小学校カタリ場ですが、急遽対面での開催が中止となった中、主催である益田市教育委員会、各学校、そして企画運営を行っている一般社団法人豊かな暮らしラボラトリーの担当者で迅速に情報共有、連携をとり、2月1日の東仙道小学校カタリ場からオンラインでの開催を決行しました。このスピード感でオンライン開催に踏み切れた背景には益田市が取り組んできた「益田市型GIGAスクール構想」があります。

益田市型GIGAスクール構想とは?

 社会のあらゆる場所で ICT の活用が日常的になっている今、教育現場でもICTの活用は必須です。益田市では市内の小・中学校の児童・生徒に1人1台のタブレット端末を支給し、地域や学校、家庭環境によるIT格差を無くし、誰もが、現在または将来的にITやICT技術を扱えるようにすることを目指しています。

 小学校カタリ場をオンラインに切り替えたことで、当初は機材の不調や回線のトラブルも度々起こりましたが、反省点を次に活かしながら全15小学校中12小学校でオンライン実施を無事に行うことができました。初めは機材の数の限界や回線状況の問題により、当初予定していた小学生と高校生の1:1の対話の場の実現は難易度が高いものでした。しかし、コロナ禍とはいえ、子供たちに対話の機会を届けたいという想いのもと、各所での調整を図ったことで、最終的には20~30名規模のクラスに対しても1:1での対話の場をオンラインで実現することができました。

 「コロナだからできない」というように何もかもを中止にするのではなく、かけがえのない子供たちの学校生活の中で、できることを探してきっかけを届ける、そんなことが実現できた取り組みになったのではないかと考えます。

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