今回は、ミライツクルプログラム夏の陣2020の報告第2弾です!
(ミライツクルプログラムについての詳細は以下の記事をご覧ください。)
科学「 フルーツで科学してみよう! 」
高校理科教員の中山純平さん・社会教育コーディネーターの八川将也さんにTATSUZINになっていただき、フルーツを使った実験を通して、科学の楽しさを学ぶプログラムを実施しました。
当日は、参加者は2つのグループに分かれて、目の前にあるグレープフルーツ・銅板・アルミ板・導線をつかって電流を流し、オルゴールを鳴らす方法を模索しました。グレープフルーツを切ってみたり、銅板やアルミ板をグレープフルーツに刺してみたり、グレープフルーツを絞ってその液に浸してみたりしながら、どうやったら電流が流れるのか試行錯誤。途中で、「学校で習った電池の仕組み覚えてる?」と、中山さんからのレクチャーも入れながら、最終的には電流が流れる繋ぎ方を見つけることができました。
参加した生徒からは、「理論はわかっているから楽勝だと思っていたが、実際に実験してみると少しの条件の違いでうまくいかずびっくりした。」「グループで話しながら色々と試してみるのが楽しかった。」という声が出ました。このプログラムを通して、失敗を恐れずに試行錯誤してみることを学んでもらえていたら嬉しいなと思います。
英語「 益田の魅力を英語で発信しよう! 」
このプログラムのTATSUZINは、益田市観光交流課の髙橋涼さんと通訳案内士として活動されている澄川環さんにお越しいただきました。お二人ともお仕事で英語を使われているということで、今回のプログラムにご協力いただきました。
このプログラムでは、「高校生が普段からより気軽に英語を話せるように」というTATSUZINの想いの元、自身の益田の中でお気に入りの場所を英語で紹介する活動を行いました。普段、自分の想いや好きなことを英語で話す経験をしていない高校生たちは、どの英語の表現を使えば自分の言いたいことを伝えられるのか、苦戦しながらもTATSUZIN二人やスタッフの力を借りながら約1分の英語のプレゼンをペアで作りあげました。発表の時間には、みんな緊張しながらも一生懸命に自分の想いを伝えようとしている姿がとても印象的でした。プログラム終了後には、「普段の授業であまり英語を話す機会がないから、とても良い経験になった」や「緊張したけど、楽しく英語を話すことができた」という感想を高校生からもらうことができました。この経験を活かし、高校生たちがこれから英語をもっと使いたいと思ってくれたら嬉しいです。
取材:一般社団法人豊かな暮らしラボラトリー
文責:益田市教育委員会社会教育課