「viva!あそびば」とは
viva!あそびばは、益田市内の中高生向けに、家(ファーストプレイス)でも学校(セカンドプレイス)でもない第3の居場所(サードプレイス)の施設として提供されています。(viva!あそびばは益田市教育委員会から一般社団法人豊かな暮らしラボラトリーへ委託されている事業です)
施設内には、本や漫画、ソファやテントがありくつろぐことができたり、勉強したり、卓球をしたりすることができます。また、中高生のやりたいことを地域の方に相談したり、高校生が主体となって地域の方を招いたイベントの実施をするなど地域活動の拠点として利用することもできます。
viva!あそびでは、2つのことを大切にしています。
1つ目は、「ふらっと来れる場所」であることです。家でも学校でもないからこそ、何気ない日々の悩みを打ち明けたり、用事がなくても放課後、友達と立ち寄り、遊び、語れる場所。ちょっとした悩みを相談できたり、心理的安全性を感じることができたりする場所です。
viva!あそびばを利用している高校生からは、「viva!あそびばでは、昼食を食べるために利用したり、スタッフと話したりするために来ていました。学校生活で悩んでいる時にスタッフさんに悩みを聞いてもらったことがあります。スタッフに話を聞いてもらえたことでスッキリして、勉強の意欲が上がりました。」と言う声も。
2つ目は「チャレンジできること」です。「チャレンジできること」では2つのことを大切にしています。益田市では、人との繋がりの中で生きていける」豊かさなど、多様な幸福感を子どもたちに育んで欲しいという思いを込めて「ライフキャリア教育」を大切にしています。そのために、イベントなどを通じ様々な方と「出会う場所」であることや、地域(学校外)での「活動の拠点となる場所」であることを大切にしています。
高校生サークル始動!
今年度のviva!あそびばの新たな挑戦は、高校生が中心となったサークル活動を作ることです。
サークル活動が立ち上がった経緯としては、高校生の中から「やってみたいことがある!」という声が上がったことです。その一方で、スタッフが日々高校生と関わっていく中で、「何かやってみたいけど、何をしたらいいのか分からない!」という声もよく聞かれていました。
そこで、高校生のやりたいことを実現すること、地域の大人の困っていることややってみたいことなどを高校生が主体となって進めることを目的に高校生サークルを立ち上げました。
今年度立ち上がったサークルをご紹介します!
青春を感じたい!「青春サークル」
コロナ禍の中で学校行事が減っている中でも、青春を感じたいという思いを持った高校生3名が立ち上げたサークルです。
12月には、小学生のお子さんがいる親子を対象にスノードームを作るイベントを行いました。
参加者は20名と大盛況でした。実施した高校生は「参加者のみなさんが楽しんでくれてよかった。」といった感想を話していました。
益田の石見神楽を盛り上げたい!「神楽サークル」
「神楽サークル」は、神楽の認知を広めたい!という地域の方の思いのもと、地域の大人とそこに共感した4名の高校生が、神楽のグッズの作成や、子供たちに神楽の楽しさを知ってもらうための塗り絵のデザイン作成を行っています。
中高生の「やってみたい」を実現できる場所としてこれからもたくさんの方々のご来館をお待ちしています。