石見の夜神楽益田公演を鑑賞すると、飲食店で特典が受けられるクーポンがもらえる企画、
「かぐらでないと」。
石見神楽を見て、そのまま夜の街でおいしいご飯を食べる益田ならではの休日を過ごしてみませんか?
今回、1年間大学を休学して益田暮らしをしている大芝史也(おおしばふみや)が、「かぐらでないと」を実際に体験した様子をレポートします!
1月13日(土)、何やら駅前に人が集まっています。
今日は丸茂神楽社中による益田夜神楽公演。会場は、益田駅から徒歩2分の益田駅前ビルEAGA3階。当日受付ということなので、早速向かってみます。
会場に到着。受付で鑑賞チケットを購入、そして“かぐらないとチケット”を受け取ります。
“かぐらでないとチケット”は、提携している飲食店で特典がもらえる引換券とのこと。
「今日はとことん楽しむぞ!」とチケットを握りしめ、会場へ入っていきます。
PM19:00、丸茂神楽社中による石見神楽公演がスタート。
今日はユニバーサルデーということで、神楽を鑑賞するだけでなく、実際に衣装体験や舞台裏を見ることができるようです。めったにない機会だけに、子供から大人まで目をキラキラさせながら楽しんでいる様子。
「伝統芸能を身近に感じられる機会が日常的にあることも伝統継承の一端を担っているのかな」なんて考えたりしながら、私も実際に衣装を着てみると…
「重い!!舞手さん、こんなに重たい衣装着ながらあんな激しい動きしてるのか」と衝撃を受けます。
体験の時間も終わり、次は丸茂神楽社中による「大蛇」の演目を鑑賞します。須佐之男命(スサノオノミコト)が八岐大蛇を退治するという古代神話を題材にした演目で、舞台上に複数の大蛇が現れ、酒を飲んで酔っぱらった大蛇を神様(スサノオノミコト)が1匹ずつ退治していくという流れです。
演目が始まり、続々と大蛇が入場してきます。観客は、大蛇のあまりにリアルな衣装や動きに、息を吞んで見入ってしまっています。複数の大蛇が同じ動きをするところや神様が大蛇を退治していくところでは、観客から拍手と喝采が飛び、会場は大盛り上がり!大蛇の迫力ある動きと神様の華麗な剣捌きに、私もついつい見入ってしまいました。
神楽鑑賞も終わり、会場を後にしますが、興奮が冷めやらぬところです。なので、先ほどもらった”かぐらでないとチケット”を使って、余韻を楽しむために駅前の飲食店で一息つくことにしました。
「どこがいいかな…」
特典も料理も各店それぞれで、悩んでしまいます。
悩んだ末に、天然猪をメインに使用したジビエ料理を提供する居酒屋【一大】に行くことにしました。
「会計10%オフの特典はお得すぎる!」
普段、猪肉を食べる機会はめったにないのでワクワクが止まりません!
会場から1分程歩き、一大に到着。
木を基調とした入り口で、とても温かみがあります。、早速お店の中に入っていきます。
お店の中は、カウンターと小上がり席があり、小上がり席は仕切りがあり個室空間になっています。店主やスタッフの方がとても気さくで、とても居心地が良いです。メニューも豊富で、お店イチオシの猪料理から地のものを使ったサラダや一品料理があり、益田ならではの食を楽しむことができます。
注文した料理が来ました。とてもおいしそうです!!
ここからはおいしいご飯とお酒を楽しみながら、夜神楽の余韻を楽しみました。
皆さんもぜひ、夜神楽公演を鑑賞して、その足で益田の夜の街に繰り出してみてください!
文責:益田市連携のまちづくり推進課
文章:一般社団法人豊かな暮らしラボラトリー