2021年6月25日 (金)

益田のひとづくりおしらせ,おしらせおしらせ,ブログ地域づくり益田20地区,二川

季節の移ろいをいただける自然の中で

益田20地区を巡る 二川地区編

昔ながらの農村風景が広がる二川地区。
美都温泉や「あったか市」という産直市場などがあり、賑わいのある町だ。

この町に流れるゆったりとした時空間に魅了され、県外での長く多忙な生活を経てUターン移住した大庭夫妻が、今回の主人公。

「やっぱり色々なところに住んできたけれど、益田は暮らしやすいなあと感じますね。やさしくおだやかで、時間もゆっくり流れている。」
夫・博美さんが営む家庭菜園から直行便で食卓にのぼる野菜たっぷりの朝食。これまで訪れた記憶が描かれた風景画たち。そんな色彩豊かな住処にて、営んでいる暮らしについて、また、
この移住に至った経緯について伺った。

海外生活を経て、日本・益田を見つめ直す

地元・益田市で出会った二人であったが、広島にて生活の基盤を築く。夫・博美さんは、日本のものづくりを担うメーカーに就職し、国内のみならず、ミャンマー、韓国、南アフリカなど世界中を短期間で転々とする多忙な生活を送っていた。

対して、妻・洋子さんは、単身赴任の夫を支えるために、子育ての傍ら、当時女性としては珍しい建築士を目指すといったように、慌ただしくも二人はそれぞれの道を歩んでいたそう。

そんな中、博美さんの仕事の都合でアメリカへの転勤が決まった際には、それまで長い間離れ離れの生活を送っていた洋子さんも合流し、ミシガン州・デトロイト近郊の市での生活が始まった。

当初は言語の壁に苦労するも、現地の人たちのやさしさに助けられ、故郷である日本とはまた違った生活体験を得ることができた、と洋子さんは話す。

洋子さん「夫を会社へ送り出した後、それまでは送ったことのなかったようなゆっくりとした時間はとても新鮮でした。そこで、せっかくの機会なので、以前から密かに思っていた『絵が描きたい』という憧れを叶えることにしたんです。」

デッサン教室に通いはじめると、現地の先生や生徒さんとも仲良くなり、充実した趣味の時間を送るように。

さらに、そんな洋子さんの影響で、絵画が二人の共通の趣味になってからは、旅行中に訪れた町の風景などは、必ずキャンバスに描き続けてきた。

 

このように送った約8年の海外生活で得たのは、「外から日本を見る」という知見であったそうだ。

「日本がどんなに良い国かを知り、日本に生まれたことに感謝するようになりました。そうして帰国後に生活する場所を考えた時には、益田に帰ろう、と。」

二人にとってアメリカ生活は、生まれ故郷の素晴らしさに気づくきっかけを与えたとも言えるのかもしれない。

「やっぱり益田が暮らしやすい!」

故郷・益田を出てから50年後の帰益となった際には「自分たちの住空間をいかに創るか」について強いこだわりを持った二人。

益田暮らしを彩る要素として、博美さんと洋子さんのそれぞれの趣味を存分に愉しむための庭や畑、アトリエ部屋を作ることになった。

実を言うと、小さな家庭菜園や庭木の剪定は、博美さんが移住前も当時の自宅の小さなスペースにて細々と続けていたのだという。今では、思う存分趣味を楽しめるようになったことを、目を輝かせて語る。

洋子さん「私は、毎日夫が作った、新鮮且つ無農薬の野菜が食べることが新しい日課になりました。これは日々の元気の源です。

昨年は、二川公民館と協力して、高校生の地域活動を支援することも。
高校生が自分たちで野菜を作り、その野菜を使ってシニアの方々にお弁当を作って配るというプロジェクトに声がかかった大庭夫妻は、自宅の畑を貸して、高校生と共に野菜作りをしたそう。

 

その隣のアトリエ部屋の壁一面に飾られている数々の作品の中には、もちろん二川の風景も。

「散歩をしているとき、偶然車で通りかかったところを写真に収めて、画を描いたりします。」

やはり四季折々の景色は、暮らしの中でもお気に入りの一つなのだろう。

「やっぱり色々なところに住んできたけれど、益田は暮らしやすいなあと感じますね。やさしくおだやかで、時間もゆっくり流れている。特にここ二川は、市街地には遠すぎないし、好きなときに人と繋がれるコミュニティがあって… なにより趣味を存分に楽しむことができる環境があります。」

こうして二人は、県外での長い生活の末に得た独自の視点で二川地区の魅力を発見しながら、住み心地よい日常を送っていく。

取材:一般社団法人 豊かな暮らしラボラトリー
文責:益田市連携のまちづくり推進課

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