「地域づくりフォーラム」今年度も開催!
2023年から開催してきた、「益田市地域づくりフォーラム」も、今年で4回目を迎えます。
「こうなったらいいな」「やってみたい」などの想いをカタチにした、子どもから大人までの実践発表会です。
一緒に地域づくりのリアルな現場を知り、体験してみませんか?概要は、以下をご覧ください。
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▼開催概要
益田市地域づくりフォーラム
〜日々の頑張りを発表し、讃えあい、学びあい、もっと頑張ってみようかなと思える会 Vol.4〜
日時:2026年2月7日(土) 13:30-17:00
場所:島根県立益田養護学校(益田市横田町2120-1)
▼当日の流れ
13:00- 受付
13:30- オープニング
14:00- 地域活動発表 / 地域活動体験①
15:00- 地域活動発表 / 地域活動体験②
16:00- クロージング
16:30- 交流タイム(希望者のみ)
▼発表内容詳細
地域活動発表 / 地域活動体験①
以下の5つの中から、1つにご参加いただけます。
①匹見上 清流の郷の実践
ー住民の「やってみたい」を実現する新しい地域自治組織のかたちー
匹見上清流の郷では、住民主体の地域づくりを進めるため、部会制を改め、組織のかたちを見直してきました。地域活性化助成金制度の導入をきっかけに、役員中心の運営から「やってみたい」を応援する仕組みへと変化。広がる住民参加の輪と、具体的な制度活用の事例を紹介します。
②地域と益田養護学校が協働した「わさび田再生プロジェクト」
ー魅力的な地域資源を次世代に継承するためにー
匹見は、江戸時代から続くわさびの名産地ですが、近年は高齢化により栽培を断念する農家が増え、耕作放棄地が広がっています。そうしたわさび田を復活させるため、益田養護学校の生徒と地域のわさび農家が協働し、わさび栽培に取り組んできました。 栽培はもちろん、わさびを使った調理実習や地域との交流など、多様に活動が広がっています。生徒にとってどのような学びがあったのか、地域資源を活かし、次世代に受け継いでいくための工夫についてお話します。
③飯浦地区の「何にもしない合宿」のストーリー
ーゆるやかに継続する、地域×子どもの取組ー
益田市で唯一、「何にもしない合宿」を自治会単位で毎月実施している飯浦地区。ただ集い、遊び、寝て、ゆるやかにつながる場として、今年度で20回目の開催を迎えています。小野中学校の統廃合を前に、子どもたちと地域とのつながりをどう紡いでいくのかにチャレンジし続けてきた、合宿のこれまでの歩みと今を紹介します。
④鎌手の魅力をPRする新商品!「ますだ水仙」
ー地域の魅力を探究する若い世代の取組ー(体験)
かまて地域づくり協議会 魅力づくり部会(通称:チャームラボ)は、地域の若い世代が集い、まずは自分たちが楽しむことを大切に、地域の魅力を探究し、発信してきました。今年度の新しい挑戦は、「ますだ水仙」の商品化。鎌手地区で大切に受け継がれてきた水仙をどうブランド化していくのか。取組の紹介とともに、実際に水仙を使ったハーバリウムづくり体験を行います。
体験費:300円
⑤伝統芸能 石見神楽の新しいチャレンジ
ー石見神楽を活用した地域づくりの取組ー(体験)
石見神楽の保存と活用を推進するために立ち上がった「MASUDAカグラボ」。公演はもちろん、「MASUDA 石見神楽WEEK」の開催や「小中高生向けの教育プログラム」の実施などを通じて、地域を盛り上げたり、子どもたちの郷土愛を育んだりしています。今回は、そうした取組について紹介しつつ、新しい石見神楽体験(石見神楽百人一首)を行います。
地域活動発表 / 地域活動体験②
以下の5つの中から、1つにご参加いただけます。
⑥地域自治組織と公民館が、一層連携していくために
ー大学院と連携した、地域の現状把握から連携強化までのプロセスー
北仙道地区では、この1年間東京農工大学 農村地域計画学研究室の協力を得ながら、地域自治組織と公民館による連携を強化してきました。地域自治組織と公民館のお互いの業務や行事を洗い出して、整理して、1つ1つ連携を模索していきました。今回のプレゼンでは、どのようなプロセスを経て、一体的な地域づくり体制を構築してきたのかを紹介します。
⑦「maybe today.〜HITME〜」が開催されるまで
ー過疎発祥の地、匹見の暮らしを楽しむIターン者の挑戦ー
「過疎発祥の地、匹見の暮らしをもっと楽しみたい」そんな思いを持った若い世代を中心とした新しい動きが生まれています。「maybe today.〜HITME〜」は、「今日、なにか素敵なことが起こるかもしれない」をテーマに匹見峡で開催されたイベント。マルシェに加えて音楽企画も充実し、地域で暮らす人々がゆるやかに交流する場となりました。今回は、当日の様子や、開催に至るまでのストーリーを紹介します。
⑧「地域に飛び出す教員」
ー若手教員による小さなまちづくりチャレンジー
今、益田市周辺の若手教員を中心とした新しい動きが広がりを見せています。「食」や「学び」「つながり」など、それぞれのテーマで活動する教員たちが集い、活動について語ります。教員という立場を超え、地域に根ざしたゆるやかな協働と挑戦を通じて、誰もが関われる“まちの居場所づくり”を実践している事例を紹介します。
⑨『都茂丸山鉱山』を活用したまちづくり
ー地域の魅力を次世代へー
都茂地区では、地域の歴史や鉱山の文化的価値を掘り起こしながら、住民が協働して鉱山跡地の活用やまちづくりに取り組んでいます。地域の誇りを次世代へつなぐ挑戦や、鉱山をきっかけに広がる新たな交流の形を紹介します。
⑩新ジャンル開拓!「ゴッチャ楽団」の歩み
ー「楽しい」から始める地域活動の一歩目ー(体験)
楽器も経験もジャンルも違うメンバーが集まり、音楽の楽しさを地域に広げ、地域を盛り上げている『ゴッチャ楽団』。地域のお祭りや子ども向けのイベントなど、演奏の機会を広げてきました。そんなゴッチャ楽団の活動について知り、実際にみんなで自由に音を奏で、ゴッチャ楽団を体験しましょう!
▼ゲスト紹介
高橋若木 先生 | 大正大学地域創生学部地域創生学科准教授
大正大学は 、益田市と包括協定を結んでおり、毎年10月には10名程度の学生が益田市を訪れ、実習をしています。そんなご緑の深い大正大学の高橋先生から、益田市の取組についてご講評いただきます。
▼全体司会
柳井瑠那さん | 益田高等学校2年生
▼お申し込み
以下のGoogleフォームよりお申し込みください
※申し込み締め切り:2026年2月2日 (月)
https://forms.gle/vFNeqdehi7E5FCxs9
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多様性に溢れた、島根県益田市
過疎発祥のまち、島根県益田市。この100年間で6回もの合併を繰り返して、21町村が集まってできた、大きなまちです。
だからこそ、ひとことで「益田市」といっても、水質日本一の高津川が流れるまち、日本海を臨む港町、田園風景が広がる農村集落、中世の城下町…といったように、多様な景色があります。

暮らしが多様だからこそ、地域づくりのあり方もそれぞれ。
地域にある困りごとを解消したい。
余暇時間の楽しみとして、地域と関わりたい。
自分が育ってきたこの地域を残していきたい。
そんな大人たちに憧れて、自分も地域で何かやってみたい。
動機やきっかけは人それぞれですが、益田には、学校や仕事の時間以外の時間を使って、自分の想いをカタチにしている人たちがたくさんいます。

地域づくりに関わる人が集い、学び合う実践発表会
とはいえ、普段はなかなかお互いの活動を知ったり、学びあったり、褒めあったりする機会がないかもしれません。
だからこそ、2025年度の最後に、地域に関わりたいという想いのある人たちで集い、改めて来年度に向けて「一緒にがんばろう!」と気持ちを新たにしませんか。
益田市に住んでいる方も、市外の方も。
地域づくりに関わっている方も、これから関わりたいという方も。
お仕事として地域づくりに関わっている方も、一住民として関わっている方も。
みなさんと一緒に考えられるのを楽しみにしています!
昨年度の様子はこちら。
文責:益田市地域振興課
文章:一般社団法人豊かな暮らしラボラトリー
