今回は、ミライツクルプログラム夏の陣2020の報告第1弾です!
(ミライツクルプログラムについての詳細は以下の記事をご覧ください。)
キャリア「働く、ということ。〜あなたにとっての「働く」とは?」」
今回は、アロマセラピストをされている布施千暁さん、昨年まで津和野で教育魅力化コーディネーターをされていた石倉美生さん、益田市社会教育課で働いている大賀俊彦さんの3名の方にTATSUZINになっていただき、TATSUZINと対話をしながら高校生自身の働くことに対する考えを深めていきました。
まずはじめに、高校生がそれぞれ「働くとは?」を考えてみた上で、TATSUZINそれぞれの話を簡単に聞きました。それを受けて、高校生が話を聞いてみたいTATSUZINを選び、TATSUZINごとに分かれてご自身の「働くとは?」についてや、それぞれが高校生に伝えたいことをグループトークという形でお話していただきました。
布施さんは、モデルをされていた経験から「働くとは、自分の想いを表現する手段の一つ」ということを話してくださいました。石倉さんは、「3つのスロー」のお話などご自身の大事にしている考えをもとに、「人は、お金以外にもたくさんの資本を持っていること」など高校生の考えに寄り添いながら進めてくださいました。大賀さんは、4度の転職を経験したことからたどり着いた「どの仕事も無駄じゃなく、すべて今につながっている」ということを語ってくださいました。
終わったあとにも高校生が残ってTATSUZINと話す光景もみられ、ねらいとしていた「話し足りない」となる状態を達成できていたようでした。参加した高校生からは「仕事は自分のやりたいことで選んでいいんだと思えた」「これまでになかった考えも知れて勉強になった」という感想もあり、満足度の高いプログラムになったようでした。
観光「『おもてなし』ってなんだろう?」
このプログラムでは、益田市観光協会で働いていらっしゃる仲田千恵理さんをTATSUZINとしてお呼びしました。「自分にとっては日常の風景かもしれないけれど、それが観光客にとっては非日常の特別な時間であるということを知った上で、観光客と関わってほしい」という仲田さんの想いをもとにこのプログラムはできあがりました。
プログラム当日、まずは仲田さんから今のお仕事に就いたきっかけやなぜ観光協会で働くことになったのか、今どのような想いで働いていらっしゃるのかについてお話いただきました。その後に、高校生たちが観光客だった時の経験を振り返り、印象に残っている出来事などをグループでシェアし合いました。みんなが旅先で出会った人の話や、忘れない出来事の話でとても楽しそうで、盛り上がる時間になりました。続いて、自身が観光客だったときの経験から逆に観光客を受け入れる立場になったときに高校生ができることは何かを考える時間をとりました。プログラム終了時には、「観光客の方ともっと積極的に関わろうと思えた」「あいさつなど自分ができることをしていきたい」という感想をもらいました!このプログラムを通して、高校生たちの今後の観光客との関わるときの気持ちにどんな変化があるのか楽しみです。
取材:一般社団法人豊かな暮らしラボラトリー
文責:益田市教育委員会社会教育課