吉田のU-30にインタビュー
公民館と若い人たちはなかなか接点を持つのが難しい!
これからのまちづくりには、若い人たちの多様な視点が必要だと考えています。
そこで、吉田地区に住んでいる・働いている20歳から30歳までの若い人が、今どんなことを思ったり、感じたりしながら暮らしているかを知ることから始めてみます。
吉田公民館の公式ゆるキャラ、おせっかいちゃんがインタビューに出かけました。
1回目は、吉田智也さん。今年、益田市にUターンし、吉田小学校に勤務されています。色々と質問してみました。
(おせっかいちゃん)益田にUターンしたきっかけを教えてください。
(吉田智也さん)今までは愛知県で暮らしていて、小学校で働いてたんだよ。島根県の教員採用試験に合格したことがきっかけで益田に帰ってきたよ。
※これから下は、お=おせっかいちゃん、吉=吉田智也さん。
(お)仕事のことを教えてください。どんな先生になりたいですか?
(吉)子どもが何でも話してくれるような先生になりたいな。吉田先生だったら話せる!みたいな。そのために、日頃から子どもたちに積極的に声をかけているよ。その子の得意なことや好きなことなど。自分のこともたくさん話すよ。笑えるような失敗談も!(笑)
(お)先生になろうと思ったきっかけはありますか?
(吉)子どもと遊ぶのが好き!年の離れたいとこが出来たことで、子どもが好きになったよ。
(お)吉田地区(益田市)で暮らした思い出や好きな場所を教えてください。
(吉)うーん、思い出かぁ。小学生の時は、カワテツ公園!吉田クラブっていう野球のチームに入っていてね、いつもその公園で練習していたんだ。友だちとサッカーしたり、鬼ごっこをして遊んだり。中学生の時は益田中学校だな。野球を一生懸命頑張っていたなぁ。練習した後、こっそり水遊びしたのが楽しかった!夏に浮き輪をふくらませて、家から友だちと自転車に乗って海に泳ぎに行ってた。お父さんやお母さんの知り合いがそれを見ていて、お母さんに「恥ずかしいからやめて!」って怒られた(笑)。高校生の時は勉強が大変だった!野球も頑張っていたなぁ。
(お)益田市で若い人たちへのおススメスポットはどこですか?
(吉)夏は海や川!釣りが面白いと思うよ。ぼくは普段、家で筋トレをしたり、映画を観たりして過ごしてるよ。家族と買い物に出かけたりするのも好き。時間が出来たら旅行に行きたいな。コロナウイルスが落ち着いたら、友だちとゆっくりごはんに行ったりもしたい。
(お)益田市にあったらいいなと思うコトやモノなどありますか?
(吉)海の家、釣りのイベント、映画館とかかな。メンズのブランドものが売っているショッピングモールも。新幹線が通ったらいいなとも思うよ。広島まで近くなるとうれしいな。
(お)愛知県に住んでいて感じていたことを教えてください。
(吉)良いところもあるし、悪いとこともあるかな。都会は、新しいものが手に入りやすい!働いていた愛知の学校は、ICT(情報通信技術)のモデル校で、学年に1つのカラーのプリンターがあって便利だった。人がたくさんいて、変な人もいた(笑)。外国人もたくさん住んでいるし、違う文化にふれることも多い。プロスポーツが身近だし、お店がたくさんあるし、遊ぶ場所もたくさんある。近所の人との関わりはないかな。あいさつをしても返ってこないし。益田だと、近所を歩いていたら気軽に声をかけてくれる!「まぁ、益田に帰ってきたん
かね!」とか。仕事帰りに「帰りました!」とあいさつすると、「おかえりなさい!」って返ってきてうれしい。自然が豊かで、ここではずっと自然にふれている感じ。キャンプやアウトドアをするにはもってこいだよ。子どもの頃にしっかり自然とふれ合うのはとても大事なんじゃないのかな。
(お)母校の吉田小学校で働いてみてどうですか?
(吉)4年生の先生をしているんだけど、大学の時に教育実習でお世話になった先輩と一緒の学年になりました!知っている先輩のもとで働いているので、とても働きやすいんだ。ありがたいなって思っているよ。
(お)最後に、益田について感じていることがあったら教えてください。
(吉)自分が子どもの頃は自治会で運動会があったんだけど、なくなったのはさみしい。近所の人同士が仲良くなれるようなものがなにかの形で続いていけばいいなって思ったりしてるよ。自分でも何か出来ることがあったらお手伝いするね。
礼儀正しくて、明るい吉田智也さん。色々話してくれてありがとうございました!
このインタビューはリレー形式で続けていきます。吉田智也さんに同じ世代のお友達を紹介してもらいました。次回は、寺井昌史さん。消防署で働いているそうです。会ってどんな話が聞けるのか楽しみです!
Photos by Moeka Okabe
文責 吉田公民館/社会教育課