益田市UIターン者サポート宣言企業 社員紹介記事
株式会社マックスサポート 堀川 陽平さん
羽田空港との直通便を有する萩・石見空港が市内にある益田市。
そのため、首都圏からのUIターン者が近年増加傾向にあるのは1つの特徴です。
マックスサポートで働く、東京出身の堀川 陽平さんも3年前にIターンを決めた1人。
情報通信業の大手企業で働いていた堀川さんがなぜ益田で働くことになったのか、そして益田の暮らしをどう感じているのか。様々な視点からお話しいただきました。
自分の好きなことを仕事にしてみたい
堀川さん もともとパソコンを触っていたり、趣味がインターネットやゲームだったので、自分の好きなことが出来る仕事に就いたら楽しめるのではないかと思い、仕事先を探していました。
これからはITの時代になるのかなと漠然と思っていましたし、新卒で入った光通信という会社がさらに規模を拡大していくのではと感じていたので、入社することに決めました。
堀川さんが働いていた光通信は、情報通信サービスや環境エネルギーサービスなど幅広い分野で事業展開をしている上場企業。そこで、13年ほど働く中でどういった事業を担当していたのでしょうか。
堀川さん 基本的にはISP(Internet Service Provider)事業で、自社プロバイダーのサポート業務を行っていました。簡単なメール対応やお申し込みいただいたお客様に申し込み内容に相違がないかの最終確認を行ったり、料金説明・お客様からの入電サポート窓口に従事していました。主に技術職でサポート業務にあたっていました。
そんな中、今の会社で働いている同僚に仕事について相談した際に、この会社から一緒に働かないかと話があり、今の会社に入ることになったといいます。
堀川さん 益田に移住することに抵抗や迷いは特にありませんでした。もともと東京から出たことがなく、地方で働いてみたいという思いや都会の喧騒さを感じていました。
現在は、現場責任者として主に各種インターネット商材のバックヤードサポート業務を行っています。エンドユーザーからのテクニカル対応やカスタマー対応、エントリー、廃止・移転の作業など様々なサポート対応に従事していますが、前職と仕事内容は似ています。
扱う商材が変わっただけで、やることは変わらなかったので、現場にはすんなりと溶け込めたと思います。
益田だからこそ最初から馴染めた
前の職場と今の職場について聞いてみると、
職場の雰囲気や働く人の性格の違いを感じるそうです。
堀川さん 今の職場の雰囲気の方がいいですね。東京で働いていた時は、仕事時間が長くなってしまうなど良い仕事環境ではなかったので、働く時間がきちんと決まっている今の環境はクリーンだなと思います。
益田の人は温厚な方が多いので、一緒に働いている方とは最初から仲良くなれました。私の周りだけかもしれませんが、東京にいる人は何かに追われていて余裕がなく、他人や組織のことよりも自分のことを大事にしている人が多かった気がします。
バックヤードサポート業務を16年ほどやられている堀川さんですが、
どういった部分で仕事のやりがいを感じるのでしょうか。
堀川さん 最終的にお客様から「ありがとう」と言っていただけることが一番大きいと思います。この仕事は、直接お客様とお話をする機会があるので、感謝の言葉がやりがいにつながりやすいですね。
会社の成長とともに自分も成長したい
「益田は東京に比べると、過ごしやすい環境ですし、不自由さは特に感じません」と話す堀川さん。プライベートの時間はどのように過ごされているのでしょうか。
堀川さん 外に出てアクティブに行動するタイプではなく、高校時代から仲の良い友人とオンラインで話をしたり、ゲームをしたりしてプライベートを楽しんでいます。
また、仕事とプライベートのスイッチはすぐに切り替えられるタイプであり、ゲームをしたり高校時代からの友人と話すことが息抜きの時間となっています。
東京から益田へ単身で飛び込んだという、堀川さん。
縁もゆかりもない土地で、どのようにして人とのつながりを広げていったのでしょうか。
堀川さん 会社のほとんどの人が地元出身なので、そこから交友関係が広がっていきました。コロナ禍でかなり制限されてしまい、社員同士の親睦を深める「決起会」ぐらいしか今はできていませんが、昨年までは会社の同僚と集まってドライブにいったり、食事に頻繁に行ったりしていました。
最初は東京から来たこともあり緊張していましたが、職場の人たちが受け入れてくださったので安心して働けています。
今後も益田を中心に活動していきたいという、堀川さん。
最後に、これからこの会社でどんなキャリアを積んでいきたいかをお聞きしました。
堀川さん 大企業との取引を行っている状況なので、そこに私も深く関われたらと考えています。それに伴いキャリアや役職が上がれば、携わる会社も増えると思うので、それに見合った能力を発揮できるように頑張りたいです。
取材:一般社団法人 豊かな暮らしラボラトリー
文責:益田市人口拡大課