がむしゃらに！その先に自分の求めるものがある。

ずっとサッカーをやってきましたが、教えられたという記憶が、ほとんどありません。どんな練習がいいのか、どのポジションがいいのか等を自分たちで考えてやってきました。
今、クラブチームで子どもたちといっしょにサッカーをやっていますが、自分もサッカーだけを教えているつもりはありません。もちろん基礎・基本は徹底的にしみこませますが、大切なのは、先にある「アドリブ力」だと感じています。
その場の状況に応じ、自分で的確に判断していくためには、前を向き周囲を見渡す必要があります。それを可能にするのは、練習による自信です。「できないから恥ずかしい」、「失敗するからやらない」ではなく、がむしゃらにやってみればいいんです。その先に自分の求めるものがあるのだから。目先の楽しいことを追い求めるよりも、苦しいことを乗り越えた先にある楽しさに気付いてほしいと思います。自分で判断し、行動することは、サッカーだけでなく、生きる力にもなります。
人を育てる場所は、学校だけではありません。今、自分がかかわっているここが、人を育てる、人が育つ場所になるようにしていきたいと思います。