五感で感じる。

何かあったら、まずはやってみる、実際に行ってみる、ということを大切にしてこれまでやってきました。
農業も、少しずつ変わっていきます。前の年と同じことをしていては、進歩がありません。毎年毎年、新しいことをまずはやってみて、少しずつ前に進んでいっています。また、東北の大震災の際は、いてもたってもおられず駆けつけて、できる限りの支援活動を行いました。においや色、空気などを現地で感じる中で、人の重さや心の在り方などについても考えさせられました。現在私たちが進めているエネルギーの問題についての取り組みも、そこでの経験が出発になっています。
失敗することも含めて「経験して無駄なことはない」というのが、私の信念です。大人には、子どもたちが勇気を出して一歩踏み出すために背中を押してやることをして欲しいと思っています。皆さん、興味をもっていろいろなことに飛び込み、ガムシャラに生きてください。