問題こそ、チャンス。

これまでに3度、牧場を経営していく上で大きな危機がありました。しかし、その危機を乗り越えるための取組をきっかけに、そのつど、会社は成長しました。例えば、一度目の危機は、牛糞の問題でした。以前はその処理に莫大な費用がかかっていました。その問題を解決するために、牛糞を活用した堆肥の開発を行いました。結果として、処理のための経費が、商品としての堆肥の収入に変わりました。
つまり、欠点や問題点だったものが、会社を大きくするためのチャンスにもなったのです。目の前の問題に一つずつ真摯に向き合うこと。視点を変えて取り組んでみること。その繰り返しが、問題をチャンスに変えることにつながります。
益田の環境は、素晴らしい牛を育てるのに、非常に適しています。人口や交通の面で不便だという声もあるかもしれませんが、その環境を最大限に生かした働き方、生き方はいくらでもある、ということですよ。