北仙道地区子ども会
波田 篤男
好きでやってることだから。
きっかけは、同級生2人が中心になってやっていた、地域の子ども会の活動に誘われたことでした。学校ではできない体験を子どもたちといっしょにやろうと思った時、関心を持ったのが野外活動とレクリエーションでした。資格を取った後も、「どうやったら楽しんでもらえるのか」をいつも考えてきました。1時間の活動にかかる準備は、その何倍も必要です。自分が好きでやってることだから、続けてこられたのだと思います。
子ども会を通じて、いろいろな子どもたちに出会ってきました。ある年、いつもわがままを言い、単独行動をしていた子がいました。スタッフも手を焼いていましたが、グループの班長を任せることにしました。すると、行動はがらりと変わり、見事みんなをリードし始めたのです。子どもに役割を与え、任せることの大切さを感じた出来事でした。
子ども自身、ものすごい力を持っています。その力を引き出すことができるように「子どもといっしょに遊ぶ」自分でいたいと思います。