小さく、生き抜く。

インディーズバンドって、知ってますか？大手の音楽会社に所属していないバンドのことです。大手ではないから宣伝費はかけられないけど、自分たちのやりたいことを貫きやすいという良さがあります。僕は昔から、インディーズバンドが好きでした。
脱サラして豆腐づくりを本格的にやろうと決めたとき、イメージしたのはインディーズの精神です。地域の良さを活かすのに、大企業や都会のやり方はしっくりこない。大きく成長することや、たくさん消費することが一番ではないんです。益田では、小さいことを逆手にとって、だれもやっていないことをやれるチャンスが工夫次第でいくらでもあります。「あれがない、これがない」と感じている人は、だからこそ、そこにチャンスがあるのだという見方をして欲しいなあと思います。
まずやってみる、そしてはじめたら最後までやりきる。あまり深刻に考えすぎず、その覚悟だけはもってやってきました。