有限会社ニシムラ装飾

西村 満大・三浦 翼

最初にしたのは、 徹底的な対話。

東京でフリーランスのデザイナーをしていた時、兄から「一緒に会社をやっていかないか。」という電話がありました。兄からの誘いがあれば益田に戻ろうと決意していたので、迷いはそれほどありませんでした。
帰ってきて最初にしたのは、兄弟での徹底的な話合いです。どういう会社にしたいのか、この会社の存在意義は何なのか。仕事の後の時間を使って、何度も何度も話合いを続けました。企業理念の「セカイを装飾する」という短くシンプルな言葉は、そうした僕たちの願いや思いをすべて込めたものになっています。今、日々の仕事に取り組む中で、こうして話合いをして目的を共有する時間は、本当に大切なものだと実感しています。
20歳の頃に「今のお前は会社に必要ない」と言われた兄と二人三脚で働けているのは不思議です。兄は師匠でありパートナーですね。兄弟でタイプや強みが違うからこそ、いろいろなトライができるし、様々な繋がりが増えていっています。
益田にいると、一度人と関われば、何かしらの部分で繋がっていることが多いです。だからこそ、どんな出会いもおろそかにせず、人と人との関わりを大切にしたいと思っています。知っている人や繋がりのある人が増えることは、豊かなことです。

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